エンジニアカンファレンス「iOSDC Japan 2021」が開催されました。そのカンファレンスで実施された「iOSDCチャレンジ」というイベントを参加者とスポンサーの両視点でご紹介します。
AkkeyLab は iOSDC Japan 2021 のシルバースポンサーとTシャツスポンサーをさせていただきました。
iOSDCチャレンジ とは
- 「#」から始まる空白を含まない文字列(iOSDCトークン)を探す
- トークン毎に様々な点数が決められている
- 探したトークンから算出される合計スコアを競う
iOSDCチャレンジは「iOSDCトークン」を探してスコアを獲得し、そのスコアの合計を競う全員参加型の企画です。iOSDCトークンは#(シャープ)からはじまる文字列で、パンフレット内や公式サイト、スポンサー各社のブログ記事、各種ノベルティなどに隠されています。
公式パンフレットより引用
キリ番号賞を受賞!
注意:私もiOSDCチャレンジに参加しましたが、スポンサーもやっているからと言って チートができるなんてことはありません 。各社・運営が準備したトークンはスポンサーでも知ることができません。
ノベルティBoxが届いてから トークンを探し 、スプレッドシートにまとめる作業をはじめました。その結果、イベント開催前の時点で107個のトークンを発見することができました(全てで183個)。
最終的には162個のトークンを発見し、11位という結果に終わりました。 キリ番号 ということで表彰もしていただきました!ありがとうございます!
トークン隠しに参加すべし!
実は、 AkkeyLab もブログ記事にトークンを入れさせていただきました。ここからは スポンサー目線 でiOSDCチャレンジに関してご紹介いたします。今後同様のイベントが開催されるかは分かりませんが、 考え方は参考になる のではと思っております。
- 採用媒体への接触回数が増える
- きっかけ は大切!
- 経営理念などを知ってもらうきっかけになる
- 絶妙な隠し場所にあったトークンは 記憶にも残りやすい
- 隠し方によってはイベントへの 熱量を伝えられる
- トークンがあることで「このイベントのために作成したんだ!」と伝わる
iOSDCチャレンジにスポンサー参加するメリットとしては、ざっくり上記があると思っております。上記画像にもあるように、私のブログにも珍しく多くのアクセスがありました。
採用媒体への接触回数が増える
今回はブログ・チラシ・ノベルティグッズ・パンフレット中のPR記事などでエンジニア募集を呼びかける企業様が多かったです。
トークンを長めの文章の中に含めると 読んでもらえるきっかけ にも繋がります。ここでのポイントは、記事の 序盤にわかりやすくトークンを配置 することです。こうすることで、「この後にもトークンがあるかも」と思って読んでもらいやすくなります(最後にも配置してあげてくださいね?)。
経営理念などを知ってもらうきっかけになる
物理媒体にトークンを配置した場合、ユーザは 手入力 でそのトークンを入力することになるので、そのワードを 覚えてもらえる確率 も上がります。更に、 #MacPro全員支給
のように ユニーク な内容だとさらに記憶に残りやすいものです。
隠し方によってはイベントへの熱量を伝えられる
隠し方に関しては より多くの職種 の方と議論することが重要だと思っています。「普通はやらないこと」のようなことから 遊び心 と ユニークさ は生まれるものです。今回のイベントでは以下のようなトークン隠しテクニックが使われていました。
- HTML の中に
<!-- #トークン -->
と挿入 #
ではなく♯
にすることで検索回避- 自社スマホアプリ内にコンテンツとしてトークンを配置
- ノベルティの説明書の中にトークンを配置
- あえて大きく印字(皆さん目立たないように配置する傾向にあるので)
- ページに遷移して何かアクションを起こさないと表示されない
最後に
トークン探しをやってみて、スポンサー各社の工夫などが見えて楽しかったのでこのような記事を書いてみました。
スポンサー各社を含むiOSDCチャレンジ運営関係者の皆さん、そしてiOSDCチャレンジ参加者の皆さん、本当にありがとうございました!